皆様こんにちは!
機能訓練指導員の後藤です!
今回はお年寄りによくみられる、、、
「脊柱管狭窄症」についてお話していこうと思います。
加齢や過度な労働、背骨の病気などの原因で神経が圧迫されます。
それにより、足の痛みや痺れ、長い時間歩けない、などの症状が出ます。
もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。
椎間板ヘルニアと比べると中高年に発症することが多いようです。
診断には、X線(レントゲン)では効果が薄いため、MRIや脊髄造影などの検査が必要となります。
下肢の動脈がつまって血行障害を生じた時にも似たような症状がおこりますので、原因を正確に調べることが必要になります。
予防としては、、、
まず、姿勢を正しく保つことです。
神経の圧迫は腰をまっすぐに伸ばして立つと強くなり、前かがみになるとやわらぎます。
歩く時には杖をついたり、シルバーカーを押して腰を少しかがめるようにしましょう。そうすると楽に歩けます。
リハビリとして、自転車こぎもお勧めされています。
治療としては、、、
保存療法が主で、リハビリテーション、コルセット、神経ブロックや脊髄の神経の血行を良くする薬などがあります。
内視鏡を使った手術をされる方もいます。
ただ、聞く話によると、手術をしても良くなったり変わらなかったり、、、
2回、3回手術を行う方もいるとのことです、、、
いかがでしたでしょうか?
腰部の病気、でも症状は足に出る!
何か気になる点があるときはまず整形外科に行って検査をしてもらうのがいいかと思います。
以上、後藤でした。