皆さんこんにちは!
機能訓練指導員の前田です。
4月に入りましたが、日によって
気温差が激しいですね!
桜が咲くのが待ち遠しいです(^^)
今回はベットでのマッサージ中によく
ご利用者様に聞かれる質問を皆様と
共有できればと思います!
それは…
なんで足ってつるの??
(〝つる″という表現ではなく、
〝こむら返り″とおっしゃる方も多いです)
悩まれている方が多いご様子です。
そもそも〝つる″とは
筋肉の痙攣(けいれん) です。
例えば1番多いふくらはぎがつることを医学的には
腓腹筋(ひふくきん)痙攣と言います。
文字通り腓腹筋という筋肉に痙攣が
起こっている状態です。
筋痙攣とは、自分の意志とは無関係に
突然起こる不随意収縮です。
何らかの原因によって運動神経の一部に
不具合が生じるために起こります。
それでは、次は原因をお伝えします★
原因①筋肉疲労
筋痙攣の多くは、筋肉を使いすぎたことによる
筋肉疲労によって引き起こされます。
その場合は、運動中や運動後に起こります。
運動とはスポーツだけとは限りません。
運動不足で筋力が低下していたり、
肥満気味で足への負荷が大きくなる場合、
ただ長時間立つという動作や少し歩いたという
動作でも筋痙攣を起こすことがあります。
原因②水分・電解質のバランスの乱れ
水分・電解質バランスが乱れるような要因としては、
①脱水、
②熱中症、
③嘔吐・下痢が続いている、
④人工透析を受けている人、
⑤利尿剤・降圧剤を服用中の人
などです。
原因③血流障害
血流障害を起こす要因としては、
①冷え、
②加齢、
③運動不足
などです。
加齢に伴い筋力は徐々に低下していきます。
若くても運動不足の人は、
そうでない人に比べて筋肉量は
少ない状態です。こうした筋力低下は
血流を悪くし、筋痙攣を招くことがあります。
おおよその原因はこれらになります(^^)
これらを踏まえて、
足がつらないようにする対策としては…
1、水分補給。
2、血流を良くする。
(お風呂で温まる、ストレッチをするなど)
3、適度な運動。
(運動不足、筋力低下防止)
そして、つってしまった直後は
1、患部の安静
2、患部を温める
3、水分補給
4、患部を伸ばすストレッチ
を行なってください!!
1番つることがおおいふくらはぎ(腓腹筋)の
ストレッチ方法はこちら↓
10秒程度ゆっくりと引っ張り、
3回ほど繰り返してください!!
3回ほど繰り返してください!!
※頻繁に足がつるという場合は、背後に糖尿病などの病気が
隠れていることもあります。
気になる人は近所の医療機関を受診することをお勧めします。
少しでも皆様のお役に立てればなと思います!
以上、前田でした♪