皆様、こんにちは!
機能訓練指導員の後藤です!
「今年は雪が少ない」と言われながらも、やはり道路や路面状況はとても悪くなります。
道が凸凹になったり、ツルツルになったりと危険が増える季節です。
そこで若年者、高齢者共に気をつけなければならないのが「転倒」です
転倒のリスクには「打撲」「捻挫」「骨折」などがあります。
今回は転倒した際に起こりえる骨折の代表的なものを専門的な視点で紹介していきます。
「高齢者4大骨折」というものがあります。
①橈骨遠位端部骨折(コーレス骨折)
②上腕骨近位端部骨折
③大腿骨頚部骨折
④脊椎椎体圧迫骨折
この中でも特に「橈骨遠位端部骨折(コーレス骨折)」がよく転倒で見られる骨折です。
手のひらを着き転倒した際に橈骨という骨の手首付近が折れてしまうものです。
骨粗鬆症を患う高齢女性に生じやすい骨折でもあります。
症状としては、手首付近に強い「疼痛」「腫脹」が生じます。手指がパンパンに腫れたりもします。
他にも、周囲を走っている神経にまでダメージが加わると、痺れや運動麻痺が起こることもあります。
治療としては、ギプスで固定し安静にすることが主流ですが、中には骨や皮膚などの状態により手術になる可能性もあります。
このように骨折をすると日常生活にも支障が応じ、周りの方々にも迷惑をかけてしまうことになります。
いつも当たり前にしていたことができなくなったり、何をするにも遅くなってしまったり…
自分自身も不自由さに苛立ちさえおぼえることです…
このようにならない為にもいつ何時も注意を怠らず日々お過ごし下さい!
一緒に冬を乗り越えましょう!!!
以上、後藤でした!